Antigravity Skills チュートリアル:スキルのインストール・作成・管理
Antigravity のスキルとは何か、GitHub の 1,300 以上のスキルライブラリを 1 コマンドで入れる方法、自作 SKILL.md の書き方、ワークフローへの連携方法まで — すべての手順を実際の画面録画と照合して検証しました。
30 秒でわかる Antigravity スキル
- スキルは SKILL.md を置いたフォルダーです(ワークスペースは .agents/skills、ほかはグローバルスキルディレクトリ)。エージェントは最初に名前と説明だけを読み、タスクで必要になったときに本文全体を読み込みます。
- オープンソースの antigravity-awesome-skills リポジトリには 1,300 以上の完成済みスキルがあり、npx antigravity-awesome-skills の 1 コマンドでスキルフォルダーにインストールできます。
- 自作スキルは「フォルダー + name/description のフロントマター付き SKILL.md」が基本。決定的な検証が必要なら scripts/ サブフォルダーに Python やシェルスクリプトを置きます。
- バンドルはロールに合うスキルを、ワークフローは使う順序を教えてくれます — Ship a SaaS MVP ワークフローはブレインストーミングからセキュリティレビューまで一気通貫で走ります。
Antigravity Skills Kit: Use 1,239+ Agent Skills in One Command
チャンネル:AI Stack Engineer9:13
How to Create Agent Skills in Google Antigravity (2026)
チャンネル:The Code City5:21
Intro to Agent Skills
チャンネル:Google Antigravity4:06
以下の各ステップはこれらの録画を 1 コマずつ確認して執筆しました。スクリーンショットのタイムスタンプから動画の該当シーンへ直接ジャンプできます。SKILL.md のフロントマターやスキルフォルダーに関する事実は、Google 公式の「Intro to Agent Skills」解説動画とも突き合わせています。
スクリーンショットは各クリエイターの公開録画からの引用で、出典を明記しています。解説テキストは当サイトのオリジナルです。映像ソース:AI Stack Engineer(リポジトリと公式ドキュメント)、The Code City(IDE 内でのスキル作成)。
Antigravity スキルのインストール・作成・管理の手順
Antigravity スキルの基本を理解する
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スキルの正体:name と description を持つ SKILL.md
スキルは SKILL.md を 1 つ含むフォルダーです。フロントマターに name と description を書き、本文には指示、ベストプラクティス、任意のスクリプトを置きます。会話の開始時点で Antigravity が見るのは各スキルの名前と説明だけで、タスクが合致したときに全文を読みます — そのためスキルは専門知識を補いながら、コンテキストを恒常的には消費しません。

公式ドキュメントがスキルパッケージの 3 要素を定義しています。1:15 から視聴 - 2
スキルの置き場所を選ぶ:ワークスペースかグローバルか
Antigravity には 2 つのスコープがあります。ワークスペーススキルはプロジェクトの .agents/skills フォルダーに置き、デプロイ手順やテスト規約のようなチームの取り決めに向きます。グローバルスキルは全プロジェクトで使え、個人のユーティリティに向きます。ドキュメントによれば現在のデフォルトは .agents/skills で、互換性のため .agent/skills も引き続き動作します。

2 つのスコープ、1 つの規約:スキルの効かせ範囲でフォルダーを選びます。1:18 から視聴
GitHub からスキルライブラリを入れる
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GitHub で antigravity-awesome-skills ライブラリを見る
最大のコミュニティコレクションが antigravity-awesome-skills リポジトリです。計画・コーディング・テスト・セキュリティ・プロダクト向けの 1,300 以上の完成済みスキルが揃い、Claude Code、Gemini CLI、Cursor、Copilot、Antigravity などのエージェントに対応しています。インストール前に README とカタログを眺めておきましょう。

リポジトリのトップページにコレクションの規模と現行バージョンがあります。8:50 から視聴 - 4
npx コマンド 1 つでライブラリをインストール
ターミナルで npx antigravity-awesome-skills を実行します。インストーラーは SKILL.md をスキルフォルダー(デフォルトでは Antigravity のグローバルスキルパス)に配置します。--cursor、--claude、--codex、--gemini、--agents などのフラグで他ツール向けにインストールでき、--path で任意ディレクトリを指定、--help で全オプションを確認できます。

インストーラーは対応するエージェントと IDE ごとにフラグを 1 つずつ並べます。2:10 から視聴 - 5
1,300 個のスキルを探し回る前に、スターターバンドルを選ぶ
リポジトリの bundles.md はロール別にスキルを厳選しています。Web Wizard は React パターン・Tailwind・フロントエンド設計、Hacker Pack はペネトレーションテスト手法と脆弱性スキャン、Product Pack はブレインストーミング・計画・SEO、Essentials はクリーンコード・計画・検証の基本という構成です。バンドルは実体というより読書リストで、インストール済みスキルのうち自分の仕事に効くものを教えてくれます。

クイックスタート:リポジトリを 1 回入れたら、自分のロールに合うバンドルに従います。2:35 から視聴 - 6
実行前に公式ソースと信頼度レベルを確認
スキルによって信頼度は同じではありません。公式(Official)スキルは Anthropic、Google、OpenAI、Vercel、Supabase などのベンダーから直接提供されています。コミュニティのスキルは、safe(読み取り専用・計画系)とリスクあり(システム変更やセキュリティテストを実行)に分類されます。すべて MIT ライセンスで中身を読めるので、エージェントに使わせる前に SKILL.md を開いて何をするスキルか確認しましょう。

README にはこのライブラリの土台となる公式コレクションが列挙されています。4:52 から視聴
IDE で自作スキルを作る
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プロジェクトに .agents/skills フォルダーを作る
Antigravity の Explorer でプロジェクトルートを右クリックし、New Folder を選びます。まず .agents、その中に skills、さらにスキルごとのフォルダー(例:code-reviewer、deployer、sql-reviewer)を作成します。ここに置いたワークスペーススキルは、このプロジェクトのエージェントが自動で見つけられます。

右クリック → New Folder だけでスキルツリーの始まりです。0:58 から視聴 - 8
公式の 2 ステップ規約に従う
Google のドキュメントは意図的にシンプルです。スキルディレクトリの中にスキル用フォルダーを作り、その中に SKILL.md を置く。SKILL.md の先頭には YAML フロントマターとして、そのスキルが何を助け、いつ使うのかを示す name と description を書き、その下にエージェント向けの詳細な指示を続けます。

ドキュメントには .agents/skills/my-skill/SKILL.md のツリーと必須フロントマターが示されています。1:20 から視聴 - 9
エージェントが最初に読む name と description を書く
Antigravity は最初フロントマターしか読まないため、description がスキルの発動条件を決めます。具体的に書きましょう:name: code-review、description: Reviews code changes for bugs, style issues, and best practices. Use when reviewing PRs or checking code quality。曖昧だとスキルは永遠に発動せず、的確に書けば必要な瞬間だけ動きます。

会話開始時に走査されるのはこの数行だけ — 読者ではなくルーター向けに書く部分です。1:36 から視聴 - 10
スキルに適用するポリシーを書く
フロントマターの下にルールを Markdown で書きます。sql-reviewer スキルなら「DROP TABLE 文の禁止」「テーブル名は snake_case」「全テーブルに id 列の PRIMARY KEY」などを強制します。本文を Policies Enforced と Instructions に分けて構成すれば、エージェントはルールと手順の両方を把握し、SQL タスクが出たときだけこれらの詳細を読み込みます。

チームの規約も、スキルに入って初めて強制できるルールになります。2:55 から視聴 - 11
決定的な検証のためにスクリプトを添える
モデルが目視で見落としうるルールは、コードで検査するほうが確実です。SKILL.md の隣に scripts/ フォルダーを作り、ここでは validate_schema.py が各テーブルの id 主キーと snake_case 命名を検査します。SKILL.md には「ファイルを手動で読むのではなく run_command ツールでスクリプトを実行し、終了コードを解釈する(0 なら合格、1 なら出力されたエラーを報告)」と指示しておきます。

検査はスクリプトが担い、エージェントは実行と結果の伝達だけを担います。3:56 から視聴 - 12
実際のプロンプトでスキルを動かす
エージェントに「validate @my_schema.sql」と依頼します。Antigravity は description から sql-reviewer スキルを見つけ、SKILL.md 全文を読み、validate_schema.py を実行して結果を伝えます。テストファイルでは「ERROR: Table 'users' is missing a primary key named 'id'」を報告し、修正済みの CREATE TABLE まで提示 — まさにこのスキルのために書いたレビューです。

スキルの判定と修正案がそのままチャットに現れます。4:34 から視聴
閲覧・連携・検証
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カタログをカテゴリで閲覧する
ライブラリの 1,300 以上のスキルは Architecture、Business、Data & AI、Development、General、Infrastructure、Security、Testing、Workflow の 9 カテゴリに分かれ、catalog.json で検索できます。チームの社内規約に合うものがなければ @skillcreator に依頼しましょう。ヒアリングを行い、そのままスキルフォルダーに置ける skill.md を生成してくれます。

9 カテゴリでカタログを網羅、隙間は skillcreator が埋めます。4:05 から視聴 - 14
ワークフローでスキルを連結する
バンドルは「そのロールにどのスキルが効くか」、ワークフローは「どの順で使うか」を教えてくれます。Ship a SaaS MVP ワークフローは Find the scope(ブレインストーミング、PRD ライター)から Build backend and API、Build frontend と続き、各ステップに使うスキルとサンプルプロンプトが明記されています。プロジェクトのアイデアを渡してワークフローの実行を依頼するだけです。

1 つのワークフローファイルが、計画から完成品までのスキルを順序付けます。3:45 から視聴 - 15
結果を検証する:3 つのスキルで 1 つのダッシュボード
リポジトリのデモでは、@brainstorming が構造化された質問(単独ページかアプリか、モックデータか実 API か、レスポンシブ対応の要否)を投げかけ、計画ドキュメントを生成します。続いて @frontend-design と @react-patterns がサイドバー、型付きのメトリックカードコンポーネント、recharts の折れ線グラフ、アクティビティフィードを計画どおりに構築します。スキルの本質はここにあります:出力を検証できる契約を先に用意することです。

完成したアナリティクスダッシュボード — 当てずっぽうではなく構造化された出力。6:30 から視聴
