Google Opal 使い方:初心者向け AI ミニアプリの作り方を1歩ずつ解説
Google Opal の完全解説。ギャラリーのテンプレートを実行し、Remix でワークフローを改造、プロンプト一言でステップを追加、失敗した実行の直し方、そしてゼロから自分だけのミニアプリを作るところまで、全15ステップにスクリーンショットを付けて紹介します。
Google Opal の要点
- Google Opal は Google Labs のノーコードツール。普通の言葉で要件を書けば、AI ステップをつないだミニアプリを自動で組み立ててくれます。
- ギャラリーから始めるのが最短ルート。テンプレートを開いてプレビューの Start を押せば、数分で動くアプリになります。
- Remix すれば自分のものに。プロンプト欄に一言でステップ追加、ステップごとにモデル変更、エラーは赤いバナーと Console で特定できます。
- ゼロから作る場合は User Input → Generate → Output のノードを線でつなぐだけ。結果は Web ページや Google ドキュメント・スプレッドシート・スライドに出力できます。
Opal Google Explained: How to Use Google Opal AI
動画ソース:proflead9:16
スクリーンショットは出典動画からの切り出しで、タイムスタンプのディープリンクで帰属を明示しています。本文は完全な文字起こしに基づくオリジナルの解説で、事実は動画と一致しています。
本ガイドは proflead 氏の動画を文章好みの読者向けに図解まとめしたものです。製品情報の検証には Google for Developers 公式動画「How to get started on Opal」も参照しましたが、出演者のカメラ画が含まれるためスクリーンショットには使用していません。
Google Opal でアプリを作る15のステップ
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Opal を開いてサインイン
ブラウザーで opal.google を開きます。ランディングページには「ゼロから始める」か「ギャラリーを探す」の導線があり、Try now でエディターに入れます。必要なのは Google アカウントだけ。右上からサインインすれば、パブリックベータの間は無料です。

opal.google のランディングページ。ゼロから始めるかテンプレートを選びます。動画の 1:02 あたりを見る - 2
ダッシュボードとギャラリーを見る
サインインするとダッシュボードが開きます。Create New の下に自分のアプリ、その下のギャラリーには Blog Post Writer、Book Recs、Business Profiler、City Builder、Learning with YouTube、Spelling Bee など完成済みミニアプリが並びます。Opal は Google の AI モデルをつないで小さなアプリを作る「エージェントビルダー」と考えると分かりやすいです。

Google Opal のダッシュボード。ギャラリーには Remix 可能なテンプレートが並びます。動画の 2:08 あたりを見る - 3
テンプレートを開いて仕組みを見る
ギャラリーのカードをクリックして開きます。このチュートリアルでは動画をクイズに変える Learning with YouTube を使用。左側がアプリの構造で、各カードが1ステップ(make.com や n8n のノードと同じ発想)。右側にはアプリのライブプレビューが表示されます。

Learning with YouTube を開いた画面。左にステップカード、右にプレビュー。動画の 2:14 あたりを見る - 4
プレビューからテンプレートを実行
プレビューパネルの Start を押します(全画面にもできます)。このアプリは YouTube の URL を求めてくるので、貼り付けて Enter。複雑さによりますが、実行には5〜10分かかることもあります。各ステップは順番に処理されます。

実行が始まると、プレビューが YouTube URL の入力を求めます。動画の 3:18 あたりを見る - 5
生成されたレポートを読む
出力は Web ページとして届きます。この実行では Agent Development Kit のチュートリアル動画から Educational Report が生成され、要点のまとめ、インストールコマンド、動画の文字起こしから抽出したコード片まで含まれていました。

動画の文字起こしから生成された Educational Report タブ。動画の 3:28 あたりを見る - 6
生成されたクイズを解く
Interactive Quiz タブに切り替えると、同じ動画がクイズになります。選択肢を選ぶと即座に正誤が分かり、Previous / Next で問題を進められます。URL を1つ貼るだけでレポートとクイズの両方が作られるわけです。

動画から生成されたクイズの第3問(全8問)。動画の 3:44 あたりを見る - 7
Remix して自分のアプリに
別のテンプレートを開きます。Blog Post Writer は Get Topic から Display Blog Post まで6ステップ。右上の Remix ボタンを押すと編集可能なコピーが作られ、ステップの調整・モデル変更・指示の書き換えが自由にできます。

Blog Post Writer の6枚のステップカード。Remix の準備完了。動画の 4:10 あたりを見る - 8
AI に頼んでステップを追加
ワークフローを広げる最速の方法が、キャンバス下のプロンプト欄です。「add a video generation」と入力すると、Opal は20秒ほどで Generate Video Instruction と Generate Video Clip のステップを自動追加し、配線まで済ませてくれました。

プロンプト欄で動画生成ステップの追加を依頼。動画の 4:58 あたりを見る - 9
ステップごとにモデルを選ぶ
カードを選ぶと右パネルに設定が開きます。モデルのドロップダウンには Gemini 2.5 Flash / Pro、Deep Research、画像の Nano Banana、動画の Veo、音声の Lyria 2 などが並びます。同じステップでもモデルを変えて一番良い結果を選びましょう。

Do Research ステップのモデル一覧。Gemini から Veo、Lyria まで。動画の 6:02 あたりを見る - 10
出力が悪ければ指示文を書き直す
ステップの出力が使えないときは、その Prompt フィールドを編集します。動画では動画生成ステップが失敗し続け、指示に「人物を生成しない」という IMPORTANT ルールを明記してようやく直りました。どのステップでも同じで、より平易で厳しい言葉で指示するのがコツです。

IMPORTANT ルールを追加した Generate Video Instruction のプロンプト。動画の 7:10 あたりを見る - 11
エラーは赤いバナーで確認
失敗は黙って起きません。問題のあるステップには赤いバナーが表示されます。ここでは画像生成が無料枠の上限に達したと表示。Console ビューでステップを1つずつ実行すれば、どこで壊れているかを先に特定できます。

Generate Banner に表示された無料枠の上限を知らせるバナー。動画の 7:32 あたりを見る - 12
コピーはダッシュボードに保存される
Remix したアプリは Your Opal apps に自動保存されます。Blog Post Writer Remix が Learning with YouTube Remix の隣に並びました。編集しても Google のオリジナルテンプレートは一切変わりません。

Your Opal apps に並んだ2つの Remix アプリ。動画の 7:36 あたりを見る - 13
ゼロから自分のアプリを作る
Create New を押すと空白キャンバスが開きます。最初のステップは上部メニューから追加します。通常は User Input が定番で、テーマ・URL・質問などアプリの入力を受け取ります。

新しい Untitled アプリに最初の User Input ノードを配置。動画の 7:56 あたりを見る - 14
ステップをつなげて出力を足す
Generate ステップで文章・画像・動画を生成でき、ステップごとに Web 検索やコード実行などのツールも付けられます。カードからカードへドラッグして出力を次の入力につなぎ、最後は Output ステップで締めます。ここでは Web ページ、ほかに Google ドキュメント・スプレッドシート・スライドも選べます。

User Input に2つの Generate と Output をつないだワークフロー。動画の 8:40 あたりを見る - 15
実行して成果物を受け取る
User Input でテーマを渡して実行します。完成したワークフローは、文章をスタイル付きの Web ページとして仕上げました。どの Opal アプリも同じで、1つの入力から共有できる成果物が生まれます。

ゼロから作ったワークフローが生成した Google ADK 解説ページ。動画の 9:06 あたりを見る
